早速吟味してみよう。
鍋象さんVer
工夫点その1:
ホイーストンブリッジの33Ω抵抗を、75Ω抵抗と100Ωの可変抵抗の並列合成で実装。JJはテクニクスが見つけたブリッジの黄金比をあっさり捨て、可変抵抗1個で済ませてしまう手抜き工事だったのに。。。
工夫点その2:
JJは初段の2回路オペアンプの1回路をボルテージフォロアで生殺ししてたのを、なんと鍋象さんはその余った1回路でDCサーボを実装していた!これは驚きである。JJは資源を無駄遣いしていた。これは反省点であり、おおいに参考にしたい。JJは、DCサーボはまだ研究段階で実装経験は1回しかないのだ。また研究を再開したい、と思ってしまった。
DCサーボは一種のアクティブなローパスフィルタで、出力オフセットの抑制はもちろん、サウンド的には締まった低音が出るとされる。
工夫点その3:
電源部はアンプの命。電源部がとても丁寧に実装されている。ちゃんと電流の逆流防止のダイオードも入れてある。JJの電源部がいかに手抜きかが分かるだろう。
工夫点その4:
LM675を、ユニバーサル基盤の2.54mmピッチ列を斜めに使って実装しているとのこと。JJはラジオペンチで脚をフォーミングして無理矢理ブッ挿していたのが恥ずかしい。。。回路図しかいただいてないが、ぜひ実装後の現物を見てみたい。鍋象さん、写メ送ってね!
尊敬点その1:
回路図がとても読みやすく描かれている。なにがどう違うのか上手く説明できないが、とても読みやすい。JJは、ギュウギュウに詰め込んで描くような気がする。鍋象さんは、大きな領域に伸び伸びと描いてあってとても読みやすい。
疑問点その1:
入力インピーダンスが低すぎる気がする。4.4kΩではないか?
このアンプの前に接続するデバイスへの負担と、そのデバイスの出力Cの値によっては低域の減衰が懸念される。
が、実は鍋象さんはプリアンプも自作しているそうで、その辺はいらぬ心配だろう。
その他:
このアンプの実装でヒューズを2回飛ばしたそうだ(ぷぷぷ)。
しかしJJは、ヒューズ飛ばした回数は数知れず、トランジスタも燃やすし、タンタルコンは爆発させるし、電解コンも爆発寸前まで膨らませた(笑)
失敗を恐れていては上達無しとゆーことにしておこう。
鍋象さん、作ってくれてありがとう!それも色々工夫してレベルアップしてもらえてありがたいです。ここで紹介するので、実装後の写メもぜひ送ってね!
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まさか記事になっているとは気づかず、遅くなり申し訳ありませんでした。
返信削除慣らしも終わって、どんどんいい音になっています。
以下言い訳。
・可変抵抗と抵抗並列は店頭在庫の都合でそうなりました(汗
・電源部はLM317/337のデータシートの回路の完コピです(汗
・DCサーボもネットで見た回路で、そのままサンドイッチしただけです(汗汗
・入力インピーダンスが低くなったのも、完コピだからです(汗汗汗
あとで気が付きまして、いま設計中のディスクリアンプでは入力を22k/22kに変更してます。自分の環境ではどちらにもCがないので、あまり影響がありませんが。
実装後の写真を後程送ります。