2016年1月17日日曜日

ACアダプタ(12V)を利用した1815/1015ヘッドホンアンプ(★★★★お勧め)

1815/1015がいっぱい余ってたからヘッドホンアンプを作ってみた。
トランジスタは1815/1015しか使わない縛りで。


アンプ部は1ch分のみ

電源部は前回のを使い回し。
トランジスタが1815/1015だけに、終段はダ-リントン接続&2パラレルで出力の分散を図る。
シミュレーションで評価してみた。


評価回路


周波数特性

とっても素直なカーブ。
全高調波歪は、Total Harmonic Distortion: 0.000190%。


出来た


Test1815&1015_HPABEHRINGER_LoopBack
Frequency response (from 40 Hz to 15 kHz), dB:+0.08, -0.10+0.11, -0.08
Noise level, dB (A):-89.2-89.3
Dynamic range, dB (A):89.489.5
THD, %:0.0530.038
IMD + Noise, %:0.0570.057
Stereo crosstalk, dB:-87-89.7
特性を実測

ノイズレベル

もちろんシミュレーション結果より悪いが、測定の間に入ってるUSB-DACからの劣化は少ない(ノイズレベルなんてほぼ変わらない)。


パーツレイアウト

ディスクリートはパーツが多くて面倒だけど、オペアンプベースのより音が出た時の達成感はハンパない。
1chあたり、11個もトランジスタを使ってるからね。でも1815/1015だからローコスト。

音は。。。超汎用トランジスタ1815/1015侮るなかれ!


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