単純に2つのオペアンプだと面白くないから、電流増幅部をパラってみる。
これにうってつけのオペアンプがある、そうこいつだ、LM324N(笑)
1パッケージあたり25円、1回路あたり6.25円という、庶民的というか底辺なオペアンプだ。
1chあたり1つのパッケージとすると、オペアンプ4つ入りなので必然的に電流増幅部は3パラになる。
こんなんできました。
これ以上ないほどに単純にパラレル。
一応、シミュレーションはしてみるか…
LTspiceによる評価回路。本当に単純にパラっただけだ。
さっそくシミュレーションしてみる。
先ずは周波数特性。ClassAAの特徴なのか、やっぱり100MHz付近に山がある。まぁ、そんなに鋭くないし、位相補償は入れないでおくか…
2Vpp時の出力波形。綺麗にサイン波が出ている。この時の初段の出力電流は、
最大500uAである。
少なっ!ClassAAの特徴がもの凄く出ている結果だ。
歪率はどうだろうか。
これは出力が1Vpp時の歪率である。
Total Harmonic Distortion: 0.000196%
まぁ、オペアンプがアレだし、ClassAAでもこんなものか。最近、下4桁までゼロでないとイマイチ感が出てきた。ちなみに、2Vppまで出力を上げると、
Total Harmonic Distortion: 0.000394%
それなりに悪くなるが、下3桁ゼロはキープしている。ClassAAは、ホイートストンブリッジの精度が肝であるので、不本意ながら今回はカーボン抵抗は止めて精度の良い金属被膜抵抗を使ってみよう。
さて、明日から部品集めを始めるか。
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JJ師 これ1kを1.05kとかに変えてシミュするとどんくらい悪化しますかね?
返信削除当隊が自作したときはブリッジを可変抵抗で合わせ込んだので、
ズレたらどうなるかはまだ実測してないんですよ。
いずれやってみようと思いつつ早1年。。。
少々お待ちを。。。
削除典型的な回路で100mV幅(200mVpp)のサイン波で試したところ、
削除・1k時の初段の出力が、180uApp
・1.05k時の初段の出力が、472uApp
となりました。5%違うと初段の負荷が倍以上増えますね。
おお、大して変わらんといえば変わらんですねえ。
削除ひずみ率の悪化も気にしなくていいレベルですか?
面白そう!、部品購入は何処でしていますか?
返信削除秋葉原の秋月と千石で99%そろいます。
削除半導体や基板、ターミナル類は秋月。
抵抗やコンデンサは千石で。
他のレアなパーツは、これも秋葉原のマルツか若松に置いてます。
マジレアなパーツは、秋葉原ラジオセンターかラジオデパートすね。
マイカコンなんかはラジオデパートで買ってます。