前記事で位相補償用コンデンサを、セラミックコンデンサ(温度補償特性)から、マイカコンかスチコンへ変更した。
変更後のRMAAの結果はほとんど変わってないが(むしろ変更前の方が数値的には良い)、しかし音は全く違う。
※以下の測定結果は、セラミックコンデンサ(温度補償特性)のまま差し替えてない。
先ずはSummary
ノイズレベルとダイナミックレンジ、IMDにVery goodが入りましたー。
あと、クロストークにExcellentもらいましたー。
ノイズレベル
白が測定に使ったUSBオーディオ、緑が10パラである。10パラの方がノイズレベルが低い。。。50Hzの山はトランス電源からのノイズと思うが、-100dBレベルだから無問題だろう。
ダイナミックレンジ
ダイナミックレンジもUSBオーディオからほとんど劣化していない。
ノイズレベルもダイナミックレンジも数字的には1dBほど良い結果となっている。
2SC1815と2SA1015、まだまだ現役だ。侮れない。
やっぱり位相補償用コンデンサは、マイカかスチコンが良い。
温度補償特性の積層セラミックコンデンサは、低域の音が変だ。決して低域が出てないことは無いしノイズも皆無だが、フワフワしてるというか、不安な音だ。
温度補償特性の積層セラミックコンデンサは、電気特性的にはとても良いらしいが、アンプの音声信号が通る箇所にはやっぱり禁じ手だと思う。
3.3pと100pをマイカ(100pはスチコンかフィルムでも良い)へ変更したら、正しい音へなった。
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