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2017年1月22日日曜日

アンバランスへ戻るため(試作)

※本稿はまだ試作段階なので、このまま作るのはお勧めしない。

JJ一番のお気に入りヘッドホンは、AKGのK550である。これはこれでアンバランスなヘッドホンのリファレンスとしてバランス化の改造はしないでおく。
しかし、バランス化したATH-AD2000とぺるけさん家のバランス型ヘッドホンアンプの破壊力は凄かった。
それに対抗すべく、ぺるけさんと同じくオペアンプを使った簡易でも美音なアンバランス型ヘッドホンアンプを作った。


電流帰還オペアンプを使った

このヘッドホンアンプの特徴は、電流帰還型オペアンプであるAD812を使ったところだ。
LTspiceで1mW出力時(32Ω負荷)の歪率をシミュレーションした結果、
Total Harmonic Distortion: 0.000003%
だったw
歪まない

これは作らねば。
上の回路図では省略しているが、正負電源(±5.0V)はトランス+三端子レギュレーターで生成。


レイアウト図

オペアンプ2発のみ、超簡単である。
嗚呼、まだK550は現役を続けられそうだ。


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2015年2月3日火曜日

JJ47と本家Fig9.(A47の元祖)の特性比較(シミュレーション)

JJ47式ヘッドホンアンプと、TI本家OPA2604のデータシートに載っている「FIGURE 9」の特性をシミュレーションで比較してみよう。
このFIGURE 9はA47ヘッドホンアンプの元祖となっているようだ。


データシートからちょっと拝借

R1とR2の値が分からないから、ここは一般的に利得3倍のヘッドホンアンプを想定して5.1kと10kにする。

評価回路はこんな感じ。


Fig9.の評価回路

なるべくデータシートに忠実に再現することにする。


JJ47の評価回路

Fig9.は(たぶん)データシート通り±15V、JJ47はクロストーク対策で電源とシリアルに33Ωが入ってるから約1V低下して±14Vとする。

評価は全て32Ω負荷で、2Vpp出力時の結果である。

先ずは、歪率から。JJ47は出力抵抗の47Ωが負帰還の外にあるから歪率は不利なはずだ。


Fig9.の歪率

0.000028%とさすがに低い。TIが堂々とデータシートに載っけてるだけはある。


JJ47の歪率

0.000033%。予想通りFig9.より悪いが、そこまでの差は無い。僅か0.000005%の違いだ。

周波数特性も見てみよう。

Fig9.の周波数特性

おやおや、なんだか高域が暴れてる。2MHz付近にピークもある。


JJ47の周波数特性

少々急だが1MHz付近からストンと落ちてる。高域の暴れもピークも無く、素直な特性だ。

JJ47は、特性的にはFig9.と同じか上回っている部分もある。
なかなか良いではないか!

最後にZobelフィルタの効果を、これは実測値で比較してみる。測定はRAMMを使った。


Zobelなし

高域のクネクネは、測定に使っているUSBオーディオUCA222の癖だからしょうがない。おそらくクネクネがなければ低域から高域までフラットだろう。


Zobelあり

10KHz付近から落ち込んでるのがハッキリわかる。
普段使いのAKG K550は、10kHz付近からインピーダンスがグングン上がるのだ。その影響で高域がイガイガ…よく言われる女性ボーカルの「サ行」が不快に感じたり、高域が刺さる感じがするのを、このZobelフィルタが抑え込んで、結果としてフラットになっている(と思いたい)。
実際、Zobelありの方が上から下まで素直な音で、イガイガ感が完全に無くなる。これは実聴して感じたことだ。

Zobelフィルタの定数は、各ヘッドホンに合わせた値じゃないと意味がないが、なんとなく対象のヘッドホンの公称インピーダンス+0~5Ωの抵抗と、0.1uのフィルムコンデンサでなんとかなる気がする。
よく、10Ω抵抗と0.1uのを見かけるが、あれはスピーカー向けの定数ではないかと思う。スピーカーのインピーダンスって、4~8Ωが多いし。


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2013年9月29日日曜日

LM380を使った正負電源を使うために作ったアンプ

「LM380を使った正負電源」を使うためにスピーカーアンプを作った。
正負電源を利用するため、OPAMP+インバーテッドダーリントンなバッファで作製。
インバーテッドダーリントンは、バイアスがトランジスタ1個分と同じだから楽だ。

OPAMPやトランジスタ、ダイオードは全て秋月で入手できるもので揃えた。
OPAMPはちょっと奮発してOPA2604を使ってみた。秋月で1個300円だなんて高級パーツだ。

バラックで音出し中。後ろにある大きなヒートシンクはLM380のものだ。
放熱器がバラバラなのは間違えて買ってしまったため。。。後日買ってきて揃えよう。

とても正確で粒が細かい音である。
モニター的な音なんだろうか?HiFi的じゃない感じがする(悪い意味ではなく)。

正負電源もちゃんと機能していて嬉しい。思惑通りに動作してくれると嬉しい楽しい。

オペアンプをOPA2604からMUSES8920に変えたら、音に躍動感が出てこっちの方が良い感じ。とにかく元気良い音になった。

ヒートシンクが無事に揃った記念に撮影。