2014年9月30日火曜日

振り返り「パワーアンプ編」

色々作りすぎて自分でも整理が必要と思い振り返ってみる、のパワーアンプ編。

(0)これから作る次回作
①を元にして、両電源化&出力段を強化したものになる予定。

単電源パワーアンプの作製(2013/11/11:最終形)
意外だと思うかもしれないが、1年近く我が家のメインのパワーアンプはこいつだった。
途中、革命やら非革命アンプに浮気もしたが、やっぱりこいつに戻っていた。
音はクリアでありながら暖かみのある、ボーカルが浮き出る…目の前でウタダさんが歌っている感じがするのだ。
でも、ある日低音が効いた楽曲を聴いた時、低音が歪んで聞こえることに気がついたのであった。そう、パワー不足だったのだ。
このパワー不足にモヤモヤしていたのを解消するために作ったのが②となるのであった。

新ディスクリート10Wパワーアンプ
 新ディスクリート10Wパワーアンプ(その2)
①のパワー不足を解消するために作ったアンプである。
確かにパワーが上がり、低域にも余裕を感じるし、クリアで良い音だ。
でも、やっぱり自分にはFET入力のアンプは合わないと思った。
確かに低域は余裕があるから歪まない。しかし、①の方が低域をより肌で感じられるのだ。特性的には②は入力Cが無いから低域の減衰は無いはずなのに…実に不思議な感覚である。
そして①と比べると生々しさが足りない。綺麗な音が良い音とは限らないことを学んだアンプだ。

③一連の革命・非革命アンプ
 LM380非革命アンプ
 LM380非革命アンプ その2
 LM386革命アンプ
 工芸アンプ「あやめ」
 あやめアンプのシミュレーション
一連の革命・非革命アンプである。「あやめ」アンプはその原典らしいので仲間に入れておいた。
すごく簡単に作れてすごく音も良いアンプである。非力ではあるが、イージーリスニングには最適ではないだろうか。コストパフォーマンスも良い。
ICアンプなので、再現性が高いし部品点数も少ないから初心者の入門に良いと思う。

④ClassDパワーアンプ
 ClassD パワーアンプ -TPA3122D2-
 ClassD パワーアンプ -TPA3122D2- (その2)
 ClassD パワーアンプ -TPA3122D2- (その3)
一連のデジタルアンプシリーズである。ClassDをデジタルアンプと呼んでいいのか分からないが、明らかにアナログアンプとは違った音がした。なんて言うかこう平面的な音なのだ。
そして、その省電力には驚きを感じたのであった。でも、音は自分には合わなかった。ClassDとしては、TA2020の方が遙かに良い音がした記憶がある(大昔に無謀にもTA2020をユニバーサル基板で組んだことがある)。
このシリーズでは、遅延回路やリレーの使い方のコツを学んだ。
TPA3122D2自体の評判は悪くないので、自分の回路が悪かったのかもしれない。また新しいClassDアンプICが出てきたら試してみたいとは思う。

その他1:LM380を使った電流帰還アンプ
 LM380を使った電流帰還アンプの作成
 LM380を使った電流帰還アンプの作成の後日談(笑)
 LM380を使った電流帰還アンプの最終形
 LM380を使った電流帰還アンプのケース作成(電源部の回路図追加)
 LM380を使った電流帰還アンプ【完成】
LM380を使った電流帰還アンプシリーズである。「その他2」のために専用で作ったものだ。もし小径フルレンジの(安物でもいい)スピーカーを持ってる人がいたら試してみて欲しい。スピーカーのレベルが2つぐらい上がる。
自分より糞耳な、音は鳴ってりゃいい友人に聞かせたが、彼でもめっちゃ違いが分かるほどであった。

その他2:10cmフルレンジユニットで密閉型スピーカーの作成
 10cmフルレンジユニットで密閉型スピーカーの作成
 10cmフルレンジユニットで密閉型スピーカーその2
 10cmフルレンジユニットで密閉型スピーカーその3
アンプじゃないのでその他枠に入れておく。
2Wayバスレフスピーカーしか持って無かったので、フルレンジ(それも密閉型)に以前から興味があり、お手頃なキットがあることがわかったのでポチっと押して買ってしまったものである。
普通に作っても面白くないので、気密性と制振と吸音性を追求してみたつもりである。最初から低域には期待して無かったが、期待以上にスカスカだったのが「その他1」を作るきっかけとなった。
制振・吸音シートや、天井の梁に取り付けるためのL字金具、その他色々とアンプとはあまり関係ないオートバックスやホムセンへ行ったりして、面白い経験をした。
上記リンク先の本文にも書いてあるが、キット付属の2種類のワッシャーの区別がほとんどつかないという罰ゲームのような経験も面白かった。


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