測定条件は、入力が最大振幅1V(2Vpp)、負荷は32Ω(一般的なヘッドホンのインピーダンスを想定)としてある。
評価回路
たった3石のヘッドホンアンプ。下2つのトランジスタは定電流回路なので、実質的には2SC1815が1石のみのエミッタフォロア-電流増幅である。もちろん利得は1倍の0dBアンプだ。
入力に最大振幅1V(2Vpp)のサイン波を入れてみた。
出力も2Vpp
0dBアンプなため、出力も入力と同じ2Vppだ。
低電圧でしかも2SC1815を3石しか使ってないが、その波形はクリップも無くとても綺麗なものである。
周波数特性
高域に変なピークも無く、100MHz近くまでフラットに伸びている。素晴らしい。
2SC1815の素性の良さを感じられる。
歪率
Total Harmonic Distortion: 0.153966%(0.153945%)
高調波歪みは出ているが変なフロアは全く出ておらず、おそらく聴覚上で歪みを感じることはないと思われる。
もちろん、HiFiとかピュアオーディオと呼ばれるレベルの値では無いが、この手軽さとコストパフォーマンスを考えると、これは素晴らしい値と言える。
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シミュレーション検証と記事記事UPありがとうございました。
返信削除安心しました
ケースに入れて暫く遊んでみます
修理おじさん、シミュレーション結果があまり正しくなくてすみませんでした。
削除やっぱり実際に作ってみないと分からないですね。パーツの個体差あるし。
それにしても1815の4石の回路は素晴らしいですね。あんな回路は初めて見ましたよ。感動しました、いやマジで。
JJも作ってみようかと思ってます。1815が腐るほど手元にあるので(笑)
おじさんの独創的な実装方法も凄いですね。驚きです。
削除JJはもっぱらユニバーサル基板専門なので。。。
リード付き部品だけではなく 2SC2712, 2SA1162でも配置、配線図付きでお願い致します。
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