2014年10月17日金曜日

究極のClassAAヘッドホンアンプ。構想編

ClassAAの回路は、電流の増幅が肝ではないかと思うにいたった。
ということで、このような回路を考えてみた。

つまり、元々電流増幅を担当していたオペアンプにバッファを追加して、バランサーとして専念してもらい、初段のオペアンプはひたすら電圧増幅と歪み除去に専念してもらうのである。

バッファーを追加したおかげで、入力に2Vppのサイン波を印加しても、初段の出力は160uApp、二段目の出力は1mAppに収まる。余裕の動作である。
また、バッファを追加することでドライブ力が超絶に上がり、出力抵抗を2.2Ωまで低くできるため、出力インピーダンスを劇的に下げることができる。

この評価回路で、2Vppのサイン波を印加した場合、出力は約5.5Vppにもなるが、その時の歪率は、

0.000060%
ほんまかいな?

さて、週末は部品集めと実装に取りかかろう。


ポチっと押していただくと、僕のランキングが上がって創作意欲が湧いてくるんです(笑)
ご協力をお願いします m(_ _)m
☆にほんブログ村 電子工作
☆にほんブログ村 オーディオ

2 件のコメント:

  1. 昨日、電流担当に4556C(古)を使って聞いてみたらあまり音が良くなかった。そこでOPA2134をコントローラーにしてMOSFETのバッファーを考えてた。話によるとB級でもいいという。これ如何に?

    返信削除
    返信
    1. 正しいと思いまーす。ABでもBでも初段オペアンプが歪みを一掃してくれる模様。

      削除

記事の間違い指摘や質問等あればお気軽に。
また、本記事を参考にする場合は自己責任にて。