2014年6月12日木曜日

10Wパワーアンプ、ダーリントン

新作の構想(公開日より回路の変更あり)。
こんな回路。6Ω負荷で10Wの出力を目指す。
終段をダーリントントランジスタのプッシュプルで。

f特性。

歪み。
Total Harmonic Distortion: 0.0008%

最終的な回路図。

左右で基板を分けてみた。
バイアス設定のトランジスタと終段のトランジスタは、お互いを近くにケースにネジ止めして廃熱と温度補償する。
左右のグランドからケーブルを引っ張って、ケースに1点でネジ止めしてアースを取った。入力が無い時、ボリューム最大にしても無音である。

完成!
豊かな低音とダイナミックでキレキレなサウンドだ♪

次はディスクリートで作りたいなぁ。


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2014年6月9日月曜日

8Wパワーアンプの作成その2

色々見直して「その2」を作成。


  • 音が鈍る感じがしたので、アイソレータを外す
  • 2SK2220/2SJ351はバイアスが浅くても大丈夫なのでダイオード2つのみ
  • 実験により、この程度の出力なら温度補償は不要なので外す
  • 定電流ダイオードの代わりに2SK246(Y)を使用
  • 部品点数が少ないので、抵抗にオーディオ向けのパーツを使ってみた

回路図。
「定本(続)トラ」の回路とはバイアスのかけ方の違いのみになってしまった。
このバイアス方法は2SK2220/2SJ351だから許されるので、他のMOS FETを使う場合はもっと深いバイアスがかかる回路に変えてください。

抵抗はタクマンREY(出力抵抗はMPC78)を使ってみた。気分的な問題。
また、位相補償の100pにはマイカコンを。
MOS FETはアルミケースで放熱。
ほのかに温かくなる程度で温度補償はいらなさそう。

ダイナミックでメリハリが効いた素晴らしい音になった。


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2014年6月2日月曜日

8Wパワーアンプの作成

回路を見直しました。作成する場合は、「その2」を参照してください。

「定本(続)トラ」を参考に、オペアンプ+MOS FETのパワーアンプを作成。
FETのバイアスのかけかた等に少々アレンジがしてある。

FFT解析結果。
Total Harmonic Distortion: 0.000947%
シミュレーションは適当なパーツでやってるから参考程度に。
でも、なかなか良いのではなかろうか。

MOS FETは、2SK2220/を指定。これ以外のものを利用する場合は、バイアスがもっと深くなるように回路を変更すること。
オペアンプはFET入力のものを前提にしてあるので、バイポーラ入力のオペアンプを利用する際は、入力抵抗の100kの値を再考する必要がある。

惨状。。。素手で押さえてやってたらケースが暴れて流血の事態に!よい子は少なくとも軍手ぐらいはしましょう(笑) 穴開けめんどいよね。

できた。

コイルは手巻き。1mmエナメル線を単三電池に10回巻いてみた。結構堅い。

オフセットは左右で2.0mA~4.0mA程度。
FETのアイドルは150mA流してみた。



音は…いい感じ。
配線図を見たい人はコメントください。公開します。
部品数が少なくて作りやすかった。お勧め!


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