2013年9月29日日曜日

LM380を使った正負電源を使うために作ったアンプ

「LM380を使った正負電源」を使うためにスピーカーアンプを作った。
正負電源を利用するため、OPAMP+インバーテッドダーリントンなバッファで作製。
インバーテッドダーリントンは、バイアスがトランジスタ1個分と同じだから楽だ。

OPAMPやトランジスタ、ダイオードは全て秋月で入手できるもので揃えた。
OPAMPはちょっと奮発してOPA2604を使ってみた。秋月で1個300円だなんて高級パーツだ。

バラックで音出し中。後ろにある大きなヒートシンクはLM380のものだ。
放熱器がバラバラなのは間違えて買ってしまったため。。。後日買ってきて揃えよう。

とても正確で粒が細かい音である。
モニター的な音なんだろうか?HiFi的じゃない感じがする(悪い意味ではなく)。

正負電源もちゃんと機能していて嬉しい。思惑通りに動作してくれると嬉しい楽しい。

オペアンプをOPA2604からMUSES8920に変えたら、音に躍動感が出てこっちの方が良い感じ。とにかく元気良い音になった。

ヒートシンクが無事に揃った記念に撮影。

2013年9月28日土曜日

LM380を使った正負電源の作製

LM380のアプリケーションノートを読んでみたら、正負電源を生成する回路が載っていた。
AN-69 LM380 Power Audio Amplifier」から抜粋。

面白そうなので早速作ってみる。

外付けパーツが3つしかないから簡単だ。LM380の周辺を空けてるのは、ヒートシンクを付けるため。

LSI用のヒートシンクを取り付けてみた。かなり発熱するけど、これで大丈夫かな?
これで1.3Aも電流を取り出せる正負電源ができあがった。

これ(正負電源)を利用するアンプを検討しよう。


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2013年9月18日水曜日

1Wディスクリートアンプ その2(ミニワッター)(★★お勧め)

こちらを参考に、ミニワッターPart2を作ってみた。
指定のトランジスタが、2SA970BL以外が見つからなかったので、またもや秋月で入手できる縛りでトランジスタとダイオードを選んでみた。

  • 2SC4408⇒2SC3964
  • 2SC4881⇒2SC3422
  • 2SA1931⇒2SA1359
  • UF2010⇒1N4007

また、130kの抵抗が無かったので、100k+30kの合成抵抗で代用。
2.2Ωも無かったので2Ωで代用。

入出力のCは、指定より大きくなくても十分低域が出るのをシミュレーションで確認できたので、基板サイズの関係もあり小さめに変えてある。

入力C=2.2u、出力C=2200uでの結果。上から下までピークなく素直なカーブである。

シミュレーションした回路。トランジスタは似通った特性ので代用。

最終的な回路図(片Ch分)。

パーツレイアウト。
最終段のトランジスタは直近のダイオードと熱結合する。

熱結合がかっこよくて萌える。瞬間接着剤で結合してある。
前回の1Wアンプより、少しパーツのグレードを上げてみた。電解コンデンサを低ESRのものへ。
抵抗の色がバラバラなのは、同じ品種で抵抗値が揃わなかったから。

(非)革命アンプと遜色なく良い音がする。たったの4石で驚きである。
低音がズーンと沈んで迫力があるが、全体的にとても素直な音がする。品が良い。
今回もトランジスタは非選別。

専用の箱を作ってあげよう。


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2013年9月16日月曜日

1Wディスクリートアンプ(ミニワッター)

こちらをお手本に、ディスクリートな1Wアンプを作製した。パーツは全て標準品、オーディオグレードは一切使ってない。
「能動素子は秋月で手に入るモノ」という縛りで選んだ。
予めシミュレーションしてみたが、入出力のCはこのぐらいのサイズで十分なようだ。
この中で一番高価なパーツが5pのマイカコン、マルツで100円なり。

赤線はジャンパ、紫線は電線。集積度は高くないけど、ディスクリはパーツが多いから作るのに時間がかかる。

秋月フィルムコン(2.2u)とマイカコン(5p)がテカテカしてる。

電解コンが標準品だから小ぶり。オーディオ用の電解コンって大きいのよね。
少し歪んでる感じがするけど、まぁまぁな音かな。
アンプICと比べるとイマイチなんだけど、レトロな感じで味わいがある。
ずっと聴いてるととても良い音に変わってきた。解像度なんかは低い気はするけど、

  • たったの4石
  • トランジスタ無選別
  • パーツは全て標準品

でこの音なら大満足だ。それに、ディスクリートは楽しい♪
いつも何気なくオーディオ用のパーツを使ってたけど、ちょっと考えさせられた。
オーディオ用パーツって、高いしデカいし…


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2013年9月14日土曜日

電源の作製

アンプが増えてきたので電源を作製する。
秋月ACアダプタからの電源(24V)を、可変型三端子レギュレータを使って任意の電圧に設定可能とする。
三端子レギュレータにはLM350Tを使用。

こんな感じ。3300uの電解コンデンサが巨大である。

箱も作り直して気持ちがいい。


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2013年9月7日土曜日

あやめアンプのシミュレーション

あやめアンプの特性を調べるためにシミュレーションしてみた。
シミュレーターはLTspiceを使う。ネットに転がってるLM380のSpiceモデルを登録した。

この「あやめ」回路にて、10MHzまでの特性を調べてみる。

ほんの少し高域が上がってるが、下から上までとても素直な特性であることが分かった。


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工芸アンプ「あやめ」

LM38*の(非)革命アンプの原典は、この「あやめ」らしい…?
(非)革命アンプにはとにかく感銘を受けたので、やはり原典を作らねばなるまい。

LM380革命アンプ「あやめ」
注)この図では、2番ピンが接地されてるが、実際はオープンにするのが正しいようだ。後日、オープンにして検証してみる予定。
注2)2番ピンをオープンにすると発振!原典の回路では接地してなくてオープンなのに…謎だ。とりあえず元に戻して接地することにする。

とても少ないパーツで完成する。マスターがそっと差し出してくれるOSコンがキーのようだ。
黄土色の領域は銅箔テープである。
銅箔テープを貼る時は、無水アルコールで基板のフラックスを除去しておく必要がある。
いつも使い古しの歯ブラシを使い、無水アルコールでごしごし掃除している。
フラックスが付いたままの基板に銅箔テープを貼ると、半田ゴテの熱でフラックスが溶けて銅箔テープが剥がれてしまう。
もちろん、銅箔テープを貼った後は自分でフラックスを塗る必要がある。
ちなみに、無水アルコールはドラッグストアで簡単に手に入る。

パスコンにOSコンの22u。小さくて可愛い。こんな小さな容量で大丈夫かと不安になる。

入力Cには緑MUSE(MUSE ES)の10u、出力CにはMUSE KZの470u。
MUSE KZはとにかくデカい。

また(非)革命シリーズ(+秋月基板Cタイプシリーズ)にコレクションが増えてしまった。
とても素直な音でずっと聴いていられる。しばらくメインアンプとして聴いてみよう。


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2013年9月2日月曜日

秋月ユニバーサル基板Cタイプシリーズ

秋月の片面紙エポキシ・ユニバーサル基板 Cタイプはコンパクトで半田付けし易くとても気に入っている。このCタイプ基板で作った「Cタイプのアンプシリーズ」。

並び順で、

LM380非革命アンプ推奨回路2、LM386革命アンプ
LM380非革命アンプ推奨回路3、NJM2073BTLアンプ
HT82V739お手軽アンプ、NJM2073電流帰還アンプ

となっている。

なんだかもう作って集めるのが趣味になってきた(笑)


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LM386革命アンプ(★★お勧め)

勢いで(非)革命シリーズをもう1つ作ってしまった。
原典が見当たらなかったので、こちらの方が紹介している回路図を参考に作った。

パーツレイアウト。色んな形と色のパーツが整然と並んでいて、我ながら格好いいレイアウトになった。


330pのコンデンサは、リードピッチの問題で斜めに置いているが、それはそれで変化があって見てると楽しい。

この(非)革命シリーズは、みんな遜色なく音が良い。
実は、こちらのLM380非革命アンプ推奨回路2も作ってみたのだが↓、
これもとても良い音である。相変わらず、タンタルコンデンサが窮屈そうで可哀想…
LM380非革命の推奨回路2、推奨回路3、LM386革命と、この3つのアンプをローテーションで使うことにする。


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2013年9月1日日曜日

LM380非革命アンプ その2(★★お勧め)

パーツレイアウトの見直しと、パスコンとタンタルコンの耐圧を上げて18V駆動できるようにした。
ジャンパが減ってすっきりした。電源とアース線は0.8mmのスズメッキ線で太く配線。


LM380とブロックターミナルに挟まってタンタルコンデンサが窮屈そう。
パーツレイアウトが綺麗に決まると、とても気持ちよい。
レイアウトが綺麗だと音も綺麗になるような気がしないでもないが、たぶん気のせい。

すばらしい音だ。当分メインアンプになりそうだ。


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