2015年4月26日日曜日

単電源でアンバランス-バランス変換

その2の方が単純で特性も良いから、作るならそっちで。

ありそうでなかった、単電源を使ったアンバランス-バランス変換を考えてみた。こんな回路。


評価回路(1ch分)
※シミュレーションなのでオペアンプのパスコン等は省いてある。実際に作る際は、電源とノイズ取りのパスコンをオペアンプ近くに配置すること。

出力が大きいNJM4556Aを使っているため、このままバランス型ヘッドホンで使えると思う。out1がHOT側、out2がCOLD型である。
HOT/COLDで特性が等しくないといけない。特性をシミュレーションしてみる。


HOT/COLD側の出力サイン波

各16Ω負荷(インピーダンス32Ωのヘッドホンを想定)1Vpp出力。綺麗な上下対称だ。


周波数特性(実線)

少し高域にずれがあるものの、人の可聴範囲外である。高域以外はピッタリ重なっている。バランス出力には十分ではないだろうか。

これなら、一家に一個はあると思われる、12VのACアダプターでも使えて手頃なのではないだろうか。単電源から両電源作るのって面倒だし、+と-とGNDの3つの配線も面倒だし、GNDが揺れるし。。。


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