さっそく設計。
たった3石しか使ってない。それも12V単電源。
シミュレーションしてみると。。。
上から下まで変なピークも無く、とても素直な特性なことが分かった。これは期待できる。パーツレイアウト。
秋月のユニバーサル基板Cタイプに収まってしまう。
例によって、赤色はジャンパーである。
パーツリスト。
パーツリスト(ステレオ分) | 個数 | お店・備考 | |
2SC1815 | 初段NPNトランジスタ | 2 | 秋月。or 2SC2240 |
2SC2120 | 終段NPNトランジスタ | 2 | 秋月。or 2SC4793 |
2SA950 | 終段PNPトランジスタ | 2 | 秋月。or 2SA1837 |
1N4148 | シリコンダイオード | 4 | 秋月 |
1S3 | SBD | 2 | 秋月 |
10Ω | カーボン抵抗 | 8 | 千石 |
68Ω | カーボン抵抗 | 2 | 千石 |
360Ω | カーボン抵抗 | 2 | 千石 |
13k | カーボン抵抗 | 2 | 千石 |
47k | カーボン抵抗 | 2 | 千石 |
10kA | Aカーブ2連ボリューム | 1 | マルツ |
0.1u | フィルムコンデンサ | 2 | 秋月 |
2.2u | フィルムコンデンサ | 2 | 秋月。Panasonic ECQV |
100u | タンタルコンデンサ | 2 | 千石 |
1000u | 低ESR電解コンデンサ | 2 | 千石。東信UTWRZなど |
2200u | 低ESR電解コンデンサ | 2 | 千石。東信UTWRZなど |
完成!
タンタルコンデンサの代わりにOS-CONを使ってるが、たまたま手元にあったから。たぶんタンタルの方が特性的には良いと思われる。漏れ電流少ないし。
こんなに簡単な回路でも音はかなり良い。これでいいぢゃんと思わせるくらいに良い。
ぎゅうぎゅう詰めだからチャネルセパレーションは悪い気がするが。
大きめの基板にクロストーク対策して、トランジスタや抵抗やコンデンサをオーディオ向けのに代えたりするのも面白いと思う。
お勧め。
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この回路でアンプを組みたいのですが、トランジスタのいくつかがディスコンになっているようです。
返信削除代替品を教えていただけますか?
2SC1815はUTCからセカンドソースが出ています。秋月で扱ってますよ。東芝製も秋月にあります。
削除2SC2120/2SA950もUTCの2SC2655/2SA1020で代替できます。これも秋月。
電源部の電解コンデンサー2200uとありますがこの部分はどうやって定数を決めるんですか?
返信削除ごめんなさい、適当です。
削除100uでも動きますし、ぶっちゃけ無くても動きます。
いつも2200u辺りを使っているので、今回もそうしました。
電源の供給元や利用するヘッドホンのインピーダンスによっては、調整した方が良いかもしれません。
アンプの世界では、電源コンデンサ容量は大きいほど良い、と言われてますが、ヘッドホンアンプの場合は2200uぐらいが性能とコストのバランスが良いと思っています。
あ、回路図を眺めて思い出しました。
削除どこかで「出力コンデンサ容量<電源コンデンサ容量」と書いてあるアンプ回路の解説を読んだことがあり、このアンプの場合は出力コンデンサが1000uで単電源駆動なので、±で2倍の容量が必要であるとのJJロジックで2200uとしました。
出力コンデンサと電源コンデンサ(デカップリング)は、さらに配置・配線もきちんとしなきゃいけないですよね??
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