歪みを少なくするには、ガッツリ電圧を増幅してたらふくNFBへ食わせるのと、とにかく出力インピーダンスを低くすることである。
で、この回路。
2段目までで十分に電圧を増幅し、最終段はINVダーリントン。出力抵抗も2.2Ωと低くした。
さっそくシミュレーションしてみる。
評価した回路。
1kHz、2Vp-p出力で負荷32ΩのFFT解析結果。
2次も3次も高調波が出てない。
して、その歪率は、
Total Harmonic Distortion: 0.000129%
おおー、全部入りより1桁良くなった!
ウタダさんの声が素晴らしい。
全部入りヘッドホンアンプの最終段をINVダーリントンにすると、さらに1桁歪率が良くなるのだが、シミュレーションでの発振がなかなか収まらない。これは冬休みの宿題にしよう。。。
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おー、超絶なひずみ率ですね。ウチでは「FET差動受け→反転非反転をそれぞれ黒田4石ダイアモンドバッファー→それぞれをchibiDAC式SEPP(電流帰還)→どでかい電解コンかましてスピーカーに差動で出力」プロジェクトを推進中です。せっかく選んだコンプリを何度も焼きました(泣) これが終わったらパクらせていただきます。
返信削除ウチの実機でもダーリンNOTのほうが歪みが小さいことを実測しています。3次が激減しますね。
なかなか小数点以下4桁の壁は高いですが色々試しています。
削除パラレルよりもダーリントンの方がいいよねー
僕もそろそろ手持ちのコンプリが少なくなってきました。
秋月でトランジスタの大人買いするかな(笑)