2014年11月18日火曜日

NJM2115にて、ポータブルヘッドホンアンプが完成!

入出力も実装し、基板とその周辺が完成した。

チェック&音出し中

出力オフセットは、左右ともコンマ数mAレベルで優秀。
音はとても良い。びっくりするぐらい良い。据え置き型と比べても遜色ない。
NJM2115は掘り出し物である。出力が小さいからChu-Moyなんかには全く使えないからあまり有名?じゃないけど、出力バッファを付けるだけでこんなにクリアでパワフルな音が出るとは!
NJM2115自体は秋月で1個100円、その他諸々購入しても千円でおつりがくるぐらいのコスト。

ポタアンにする場合、ケースに入れなきゃいけないから、基板切ったり削ったりがめんどうだが、それを補って余りある音がでる。
小さい割に簡単なので、作ってみてもいいかもしれない。

以下に部品表を示す。
パーツ個数購入先備考
22Ωカーボン抵抗4千石など
4.7kΩ金属被膜抵抗2千石など負帰還の接地抵抗。誤差1%以内のもの
10kΩ金属被膜抵抗4千石など負帰還&分圧用の抵抗。誤差1%以内のもの
ごく普通の赤色LED2秋月など高輝度タイプはVfが大きいからNG
2SK30 or 2SK2464秋月など定電流生成用FET。2mA流すものを選別すること
E-202(CRD)4千石などFETの選別が面倒ならCRDでも代用可能
BC337-252秋月など100mA以上流せるなら何でもいいが、足の並びが重要
BC327-252秋月など100mA以上流せるなら何でもいいが、足の並びが重要
NJM21151秋月などNJM2114の方がもっといいかも(未確認)
0.1uフィルムコン(小さいのがいい)2秋月、千石などオペアンプの高周波ノイズ取り。積層フィルムなど
1000u/16V電解コン2千石など一般品でよい
3.5mmステレオジャック2千石などケース取り付け型。マル信無線電機のMJ-074Nがお勧め
SW付き20kΩ Aカーブ2連ボリューム1若松、マルツなど
006Pスナップ1秋月、千石などケーブルがTの字に出てるやつ
ユニバーサル基板1秋月、千石など紙エポキシの方が切りやすく削りやすい
ケース1千石などタカチのプラケース「SW-75B」

基板に色んな種類のパーツが乗っかってると、後から見ても楽しい。
TrとFETって区別つかないから、CRDの方がさらに実装簡単で見た目も変化があっていいかも。


 ケースへ入れる

今回はちゃんとT字型の006Pスナップを使ったからフタへの干渉なし。
ピッタリ収まっていて気持ちがいい。


利用シーン

ボリュームのノブに、アルミ削り出しのカッコいいやつ使ってみた。
高級感がぱない。LEDが半分だけ顔を出してて控えめなやつ。。。

うん、これはビジュアルも大成功だ。音もいいし★は4つで!

この回路、実は色々と問題を抱えてることが分かり、もし作るならこちらを抵抗分圧で作ってみてください。


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3 件のコメント:

  1. 普通のHifiオペアンプは消費電流が10mAくらいだけどNJM2115は4mAくらいで電池の持ちがすごくいい。僕のSoundBombeに使うと30時間のところ40時間に伸びる。音は5Vではラジカセっぽい音に聞こえたけど9Vかけると化ける、クソ耳だけど。

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